HOME » コミュニケーションスキルを高める/顧客とのコミュニケーション » 夢を聞く
先日、地方銀行で融資の営業を担当しているNさんからお聞きした話が印象的だったので、ご紹介したいと思います。
「私にとって営業の数字を上げることは、それほど難しいことではありません」と話すNさんは、40代の女性。コミュニケーションについて専門のトレーニングを受け、「聞く」「質問する」といった基本的なスキルを身に付けてきました。学び始めてから2年間、営業担当地域で成績トップの座を守り続けているといいます。
Nさんが、身につけたスキルをどう活かし、どのような成果を上げているのかを聞きました。
そんなに簡単にいくとは思えません。私は思わず聞きました。
| 筆者: | 本当ですか? 夢を聞くだけで、なぜ、数字が上がるのですか? |
|---|---|
| Nさん: | 私の担当は住宅ローンなのですが、銀行には人生のあらゆる場面に対する商品が あります。教育ローンもあるし、自動車ローン、個人年金のローンもある。たくさんの 社長の夢を聞いていると、どこかでそれが当てはまる。だから自然と数字が 上がっていきます。実際にこの2年間、コンスタントに数字が上がり続けているんです。 |
| 筆者: | なるほど、それは素晴らしいですね。コミュニケーションのトレーニングが、どのように 機能したのか教えてください。 |
| Nさん: | 聞くスキルを身につけられたこと。何よりも、多くの人とのロールプレイを行ったことで、 徐々に人の話を聞けるようになったのだと思います。 |
現在、マネジメントだけではなく、教育や医療など、さまざまな場面でコミュニケーション能力の重要性が問われています。コミュニケーション能力が仕事の出来を左右するともよいでしょう。そして、コミュニケーション能力を向上させるもっとも効果的な方法は、継続して専門のトレーニングを積むことです。
出典:桜井一紀「夢を聞く」
WEEKLY COACH
「聞くスキル」を身に付け、優れた「聞き手」となるためのトレーニングが、コーチングの
トレーニングなのです。


今は、数字のプレッシャーを感じることはほとんどありません。毎月、楽してトップを
取っているという感じです。
出向いて融資を取ることです。お客様のほとんどは中小企業の社長。以前は、
自分の担当している商品を売ることで頭がいっぱいでした。いかにして自分が
話し始めるかばかり考えてましたから、相手の話なんかぜんぜん聞いていない
わけです。 今は、社長さんの夢を聞いている。毎日、社長さんに会って、
その人の夢を聞く。話している社長さんもとても楽しそうですし、
聞いている自分も楽しい。夢を聞いているだけで、営業の数字が上がります。